英会話でよく使う英熟語|日常会話ですぐ使える表現

英会話でよく使う英熟語を場面別に紹介する記事のアイキャッチ

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『英会話を始めたのに、言いたいことがとっさに出てこない』『難しい単語を覚えても、会話についていけない』と感じている方も多いはずです。

結論から言うと、日常の英会話では、難しい単語より pick up や look after のような短い英熟語の方がよく使われるんです。中学で習う動詞と前置詞の組み合わせを場面ごとに覚えると、言える文が一気に増えます。

この記事を読めば、英会話でよく使う英熟語を場面別に覚え、すぐ口に出して使えるようになります。

目次

英会話で英熟語が役に立つのはなぜ?

先に結論

日常会話では、1語の難しい動詞より、get や take などの基本動詞に前置詞や副詞をつけた熟語がよく使われます。英会話の英熟語を覚えると、知っている単語だけで言えることが増えるんです。

例えば「延期する」は、1語なら postpone ですよね。でも、友達との会話では put off の方がよく使われます。

「調べる」も、investigate より look into や check out の方が会話では自然なことが多いです。英熟語がそもそも何かは英熟語とはでくわしく書いています。

熟語で言うと
  • 会話の調子にやわらかくなじむ
  • 中学の動詞と前置詞で言える
  • 相手も同じ言い方で返しやすい
1語の難しい動詞だと
  • 書き言葉のように硬く聞こえることがある
  • とっさに思い出しにくい
  • 聞き返されると言い換えにくい

1語の動詞が間違いというわけではありません。場面に合わせて使い分けられると、会話がぐっと楽になります。

場面別:英会話でよく使う英熟語

先に結論

英会話の熟語は、「あいさつ」「頼む」「予定」「気持ち」「相づち」の場面で覚えると、使う時にすぐ出てきます。場面と一緒に覚えた表現は、似た場面に出会った時に思い出しやすいんです。

ここからは、日常会話ですぐ使える表現を場面ごとに並べます。例文はどれも短い自作の文にしているので、そのまま声に出して読んでみてください。

英会話でよく使う英熟語を、あいさつ・頼む・予定・気持ち・相づちの5つの場面に分けて並べた図解

あいさつ・近況を話す

熟語意味例文
catch up近況を話す・追いつくLet’s catch up over lunch.(ランチしながら近況を話そう)
keep in touch連絡を取り合うLet’s keep in touch.(これからも連絡を取り合おうね)
by the wayところでBy the way, how was your trip?(ところで、旅行はどうだった?)
so far今のところSo far, so good.(今のところ順調です)
take care気をつける・元気でねTake care on your way home.(帰り道、気をつけてね)

人に頼む・手伝う

熟語意味例文
give 人 a hand人に手を貸すCould you give me a hand?(ちょっと手伝ってもらえる?)
look after世話をするCan you look after my cat?(猫の世話をお願いできる?)
pick up車で迎えに行く・受け取るCan you pick me up at six?(6時に迎えに来てくれる?)
turn down(音量などを)下げる・断るCould you turn down the TV?(テレビの音を小さくしてくれる?)
figure out分かる・解決するI can’t figure out this map.(この地図がよく分からない)

turn down には「音を下げる」と「断る」の2つの意味があります。どちらの意味かは、後ろに来る語で判断しましょう。

予定を決める・変える

熟語意味例文
hang out一緒に遊ぶ・過ごすDo you want to hang out this weekend?(週末一緒に遊ばない?)
come over(家に)来るWhy don’t you come over tonight?(今夜うちに来ない?)
drop byちょっと立ち寄るI’ll drop by your office later.(後で事務所に寄るね)
make it都合がつく・間に合うCan you make it on Sunday?(日曜は都合つく?)
put off延期するLet’s put off the party.(パーティーは延期しよう)
call off中止するThey called off the game.(試合は中止になった)

気持ちを伝える

熟語意味例文
look forward to楽しみにするI’m looking forward to the trip.(旅行が楽しみです)
be fed up withうんざりしているI’m fed up with this rain.(この雨にはうんざりだ)
cheer up元気を出す・元気づけるCheer up! You did your best.(元気出して、よく頑張ったよ)
calm down落ち着くCalm down and listen.(落ち着いて聞いて)
be into〜に夢中だI’m into cooking these days.(最近、料理にはまっている)

相づち・返事

熟語意味例文
make sense筋が通る・納得できるThat makes sense.(なるほど、納得です)
for sure確かに・きっとI’ll be there for sure.(きっと行くよ)
of courseもちろんOf course you can.(もちろんいいですよ)
no wonder道理で・無理もないNo wonder you’re tired.(道理で疲れているわけだ)

be into や be fed up with は、くだけた会話向けの言い方です。仕事の場面では、少していねいな表現に言い換えることもあると覚えておきましょう。

使える英熟語は「中学の動詞+前置詞」でできている

先に結論

会話でよく使う英熟語の多くは、get・take・look・put などの中学で習う動詞と、up・off・out などの前置詞・副詞の組み合わせです。前置詞や副詞のイメージをつかむと、初めて聞いた熟語も意味を想像しやすくなります。

『熟語って丸暗記するしかないの?』と思っている方もいるかもしれませんね。実は、熟語の後ろにつく小さな語には、それぞれイメージがあります。

前置詞・副詞イメージ会話の熟語の例
up上へ・すっかりcheer up(元気を出す)・pick up(拾い上げる)
off離れるput off(予定を離す=延期する)・call off(中止する)
out外へ・最後までfigure out(考え抜いて分かる)・check out(確かめる)
down下へ・落ち着くcalm down(落ち着く)・turn down(音を下げる)
over越えて・向こうからcome over(こちらへ来る)
after後を追うlook after(目で追って見守る=世話をする)

例えば calm down は「気持ちを下に落ち着ける」、cheer up は「気分を上げる」と考えると、反対の向きで覚えられますよね。

前置詞や副詞のイメージは、語源で覚える英熟語でもっとくわしく紹介しています。

動詞と前置詞をイラストでつかむ本

動詞と前置詞の組み合わせを絵で見たい方には、かんき出版の『英熟語図鑑』という本もあります。出版社は「語源図鑑シリーズ」の姉妹編の英会話フレーズ集と位置づけています。

2026年10月時点の出版社サイトでは、イラスト約800点で中学レベルの動詞と前置詞・副詞の組み合わせを扱い、音声付きで定価1,760円(税込)と案内されています。最新の情報は出版社の書籍ページで確認してみてください。

よく使う英熟語を会話で使えるようにする練習

先に結論

熟語は、意味が分かるだけでは会話で出てきません。声に出す、自分のことに置き換える、相手役も言ってみる、の3段階で「言える熟語」に変えていきましょう。

覚えたのに会話で出てこない、というのはよくあることですよね。それは、読む練習だけで終わっていることが多いからなんです。

会話で使える熟語にする練習
  1. 例文を音声で聞き、まねして声に出す
  2. 例文の一部を、自分の予定や好きなことに入れ替えて言う
  3. 相手の返事も考えて、1往復の会話にする
  4. 次の日、日本語だけ見て英語の文が言えるか試す
  5. 実際の会話で1回使ってみる
英会話の熟語を、聞いてまねる・自分のことに置き換える・1往復の会話にする流れで練習する手順の図解

例えば hang out を覚えたら、こんな1往復を作ってみてください。

「Do you want to hang out on Saturday?」
「Sure. Can you make it in the afternoon?」

2つの熟語を一度に練習できますよね。自分の予定に置き換えて言うと、記憶にも残りやすくなります。

よくある失敗

熟語を一覧で何十個も眺めて終わりにすると、会話の場面ではなかなか出てきません。1日に覚える数は少なくてもいいので、声に出して自分の文を作るところまで進めましょう。

相手がいなくてもできる練習

『話す相手がいないから練習できない』という方も多いですよね。そんな時は、自分の一日を英語でつぶやくのがおすすめです。

時間帯つぶやきの例使う熟語
朝I need to pick up my package today.pick up
昼I’m looking forward to the weekend.look forward to
夕方I’ll drop by the store on my way home.drop by
夜I can’t figure out this recipe.figure out

声に出すのが難しい場所なら、頭の中で言うだけでも大丈夫です。言えなかった熟語にだけ、印を付けておきましょう。

今日の熟語を選ぶチェック
  • 今日の自分の予定で使えそうな熟語を選ぶ
  • 1日に覚えるのは3〜5個にしぼる
  • 前日に言えなかった熟語を1つ入れる
  • 寝る前に、日本語から英語で言えるか試す

音声を無料で聞ける方法は、英熟語を無料で覚える方法でまとめています。仕事の場面の熟語を増やしたい方は、TOEICの英熟語も参考になりますよ。

英会話の英熟語でよくある相談

先に結論

よくある相談は「社会人でも熟語を覚えると英会話は上達するか」「どのくらい覚えればいいか」「単語と熟語だけ極めれば話せるか」の3つです。熟語は会話の大きな助けになりますが、使う練習とセットで考えるのが大事です。

英会話と英熟語について、知恵袋などでよく見かける相談を要約して答えていきます。

相談1:社会人ですが、英熟語を覚えると英会話は上達しますか?

受験生ではない社会人が、英熟語を覚えると英会話の上達が早くなるのか、という相談です。

結論から言うと、役に立ちます。日常会話は基本動詞と前置詞の熟語でできている部分が多いので、知っている熟語が増えると言えることも聞き取れることも増えるんです。

ただ、受験用の熟語帳を最初から全部やる必要はありません。この記事の場面別の表のように、自分が使う場面の熟語から覚えていきましょう。

相談2:英会話で使う単語や熟語は、どのくらい覚えればいいですか?

難しい単語を覚えても話題についていけないので、英会話ではどのくらい覚えればいいのか、という相談です。

何個という決まりはありません。それより、中学で習う基本動詞と前置詞の組み合わせを、どれだけ使いこなせるかが大事です。

ちなみに、中学校の学習指導要領の解説でも、look for や a lot of のような「連語」と、決まった場面で使う「慣用表現」を語とは別の項目として扱っています。会話の土台は、意外と身近な表現なんです。

相談3:英単語と英熟語だけを極めたら、英語は話せるようになりますか?

英単語と英熟語の勉強だけに絞って極めたら、どんな状態になるのか、という相談です。

単語と熟語が増えると、聞いて分かる量はたしかに増えます。でも、話すには、知っている表現をすぐ口に出す練習も欠かせません。覚えた熟語で短い文を作って言う練習を、毎日少しずつ足していきましょう。

よくある質問

英会話の英熟語は何から覚えればいいですか?

まずは自分がよく使う場面から始めるのがおすすめです。友達と予定を決めることが多いなら予定の熟語、人に頼むことが多いなら頼む場面の熟語から覚えてみてください。

受験で覚えた熟語は英会話でも使えますか?

使えるものが多いです。ただ、受験の熟語帳には書き言葉向けの表現も入っているので、会話で使う時は場面に合うかを例文で確かめておくと安心です。

くだけた熟語を仕事で使ってもいいですか?

be into や hang out のような表現は、親しい相手との会話向けです。仕事の場面では、相手や場の雰囲気に合わせて、少していねいな言い方を選ぶとよいですよ。

熟語を覚えても聞き取れないのはなぜですか?

会話では、pick up や put off のように2語がつながって聞こえることが多いからです。音声を聞いてまねして言う練習を重ねると、つながった音にも慣れていきます。

まとめ

この記事の要点
  • 日常の英会話では、基本動詞と前置詞の英熟語がよく使われる
  • あいさつ・頼む・予定・気持ち・相づちの場面別に覚えると出てきやすい
  • 前置詞や副詞のイメージで、初めての熟語も想像しやすくなる
  • 声に出す、自分のことに置き換える、1往復の会話にする、の順で練習する
  • くだけた表現は相手と場面に合わせて使い分ける
英熟語ドットコム

英熟語ドットコム 編集部

英熟語の意味と覚え方、大学受験・高校入試・英検・TOEICで必要な熟語、熟語帳の選び方を、出版社や試験団体の公式情報をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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