当サイトの記事は、編集部が出版社・試験団体・文部科学省・各サービスの公式サイトなどの公開情報と読者の声を調べて独自に執筆しています。紹介しているサービスの一部にはPRを含みます。
『英熟語っていつから始めればいいの?』『熟語帳は何周すれば覚えたことになる?』と、始め時と回し方で迷っている受験生も多いはずです。
結論から言うと、英熟語は単語帳の基本レベルが回り始めた頃から始めて、熟語帳1冊を3周前後回すつもりで計画すると、無理のないスケジュールになります。
この記事を読めば、今の学年から熟語帳をいつ、何周、単語帳や長文とどう並べて進めるかを決められます。
英熟語はいつから始める?目安は「単語帳の基本が回り始めた頃」
単語帳を最後まで終えるのを待たずに、基本レベルが一通り回った頃から熟語帳を並行して始めるのが目安です。熟語は単語の組み合わせなので、基本の単語が分かれば十分に進められます。
『単語帳を完璧にしてから熟語に行く方がいい?』と考える方も多いですよね。
実は、単語帳を完璧にするまで待つと、熟語に使える時間がとても短くなってしまいます。熟語は give や take、look のような基本の単語でできていることが多いので、基本の単語が分かれば始められるんです。
- 単語帳の基本レベルの部分を一通り見終えた
- 学校の教科書の英文で、知らない単語が少なくなってきた
- 長文を読むと、知っている単語なのに意味が取れない所がある
- 文法の授業で「前置詞」や「句動詞」が出てきた
2つ以上当てはまったら、熟語帳を始めるタイミングです。全部そろうのを待たなくてかまいません。
大学受験の英熟語の全体の進め方は大学受験の英熟語でまとめています。
何周すればいい?周ごとにやることを決める
何周という決まりはありませんが、3周前後を一つの目安にして、周ごとにやることを変えると進めやすくなります。周の数より、「日本語から英語で言えるか」まで届いたかで判断するのが確実です。
『10周しないと覚えられないって聞いたけど、本当?』という声もよく聞きます。
周の数は、1周にかける丁寧さで大きく変わります。何周したかより、周ごとに何をするかを決めておく方が大事なんです。
| 周 | やること | 終わった時の状態 |
|---|---|---|
| 1周目 | 英語を見て意味を確認し、知らない熟語に印を付ける | 全体のどこに何があるか分かる |
| 2周目 | 印の付いた熟語の例文を音読する | 英語を見て意味が出る熟語が増える |
| 3周目 | 日本語を見て、英語の熟語を言ってみる | 前置詞まで言える熟語が増える |
| 4周目以降 | まだ言えない熟語だけを抜き出して回す | 苦手な熟語だけが残る |

1周目は、全部覚えようとしなくて大丈夫です。さっと全体を見て、2周目以降で少しずつ印を減らしていくイメージで進めてみてください。
- 1回に進める範囲を決める(例: 熟語帳の1見開きから数ページ)
- 新しい範囲に入る前に、前回の範囲を5分ほど見直す
- 新しい範囲の意味と例文を確認する
- その日の最後に、今日の範囲を日本語から英語で言ってみる
1週間の組み方の例
『毎日同じことをするの?』という方のために、1週間の組み方の例を置いておきます。
| 曜日 | 熟語帳でやること |
|---|---|
| 月〜金 | 新しい範囲を少しずつ進める(最初に前回分を見直す) |
| 土 | その週に進めた範囲を、日本語から英語でまとめてテスト |
| 日 | テストで言えなかった熟語だけを見直す。予定が遅れた分の調整日にも |
週末に「まとめて確かめる日」と「遅れを取り戻す日」を置いておくと、平日に予定どおり進まなくても立て直しやすくなります。
覚え方そのもののコツは英熟語の覚え方でくわしく書いています。
高1・高2・高3・浪人の4パターンで見る学習スケジュール
始める学年によって、熟語帳の周回と、単語帳・長文との並べ方が変わります。早く始めるほど1周にゆっくり時間をかけられ、遅く始めるほど基本の部分にしぼって何周もする形になります。
ここが、この記事でいちばん伝えたいところです。
同じ「英熟語」でも、高1から始める人と高3の夏から始める人では、やり方を変えた方がうまくいきます。
| 始める時期 | 熟語帳の周回 | 単語帳との並べ方 | 長文との並べ方 |
|---|---|---|---|
| 高1から | 学校の熟語を中心に、熟語帳はゆっくり1周目 | 単語帳が主、熟語は週に数日 | 教科書の英文で熟語に印を付ける |
| 高2から | 高2のうちに1周目と2周目 | 単語帳と熟語帳を同じ日に少しずつ | 短めの長文で、熟語の意味が取れるか確かめる |
| 高3から | 春〜夏に基本の部分を何周も | 単語帳の復習と熟語を毎日セットで | 夏以降は過去問で出た熟語を熟語帳で確認 |
| 浪人 | 春に1冊を一気に1周、夏までに3周前後 | 単語・熟語・文法を毎日少しずつ | 早めに過去問を見て、熟語の出方を確かめる |
この表は一つの例です。学校の課題や部活、志望校によって、前後にずらして使ってみてください。

高1から始める場合
高1なら、焦って熟語帳を進める必要はありません。
まずは学校の教科書に出てくる熟語を、確実に覚えるところからで十分です。熟語帳を使うなら、1周目をゆっくり回しておくと、高2以降がぐっと楽になります。
例えば、こんな熟語が教科書や授業で出てきたら、その場で例文ごと覚えておきましょう。
| 熟語 | 意味 | 短い例文 |
|---|---|---|
| look forward to | 楽しみに待つ | I’m looking forward to the festival. |
| take part in | 参加する | I took part in the club event. |
| be interested in | 〜に興味がある | She is interested in music. |
| as a result | その結果 | As a result, we won the game. |
高1で覚えた熟語は、熟語帳を始めた時に「知っている熟語」として出てくるので、1周目がずっと楽になります。
高2から始める場合
高2は、熟語帳を本格的に始めるのにちょうどいい時期です。
例えば、こんな会話がよくあります。
「高2の秋だけど、今から熟語帳って遅い?」
「全然遅くないよ。高2のうちに2周目まで行けたら、高3は長文に時間を回せるね」
高3から始める場合
高3から始める場合は、熟語帳の基本の部分にしぼって、短い間隔で何周もするのがおすすめです。
夏以降は過去問を解き始める時期なので、過去問で出た熟語を熟語帳で探して印を付けると、志望校に合った熟語から固められます。
| 高3の時期 | 熟語帳でやること | ほかの勉強との並べ方 |
|---|---|---|
| 4〜5月 | 基本の部分の1周目を終える | 単語帳の復習と毎日セット |
| 6〜7月 | 基本の部分の2周目・3周目 | 長文問題集で熟語に印を付ける |
| 8月 | 日本語から英語で言えるかテスト | 過去問を1年分解いて熟語の出方を確認 |
| 9〜12月 | 過去問で出た熟語を熟語帳で確認 | 過去問と熟語帳を行き来する |
| 1月以降 | 印の付いた熟語だけを見直す | 新しい本は増やさない |
時期は一つの例です。部活を引退する時期や志望校の試験日に合わせて、前後にずらしてみてください。
浪人の場合
浪人の場合は、春のうちに熟語帳を一気に1周して、全体をつかんでおくのが一つの進め方です。
前の年に使った熟語帳があるなら、新しい本に替えるより、同じ本を回し直す方がそれまでの積み上げを生かせます。
「去年の熟語帳、もう見飽きたから新しいのにしようかな」
「印が付いてる熟語だけ回せば、去年の続きから始められるよ」
見飽きた本でも、印や書き込みは自分だけの記録です。苦手な熟語がすぐ見つかるのは大きな強みなんです。
予定表に「熟語帳を何周」と大きく書いただけで、1日の範囲を決めないまま進めるケースです。1日の範囲と、前回分を見直す時間まで決めておくと、予定が崩れにくくなります。
一人で計画を守るか、人に管理してもらうか
スケジュールを立てても、一人だと『今日はいいか』と後回しにしてしまうこともありますよね。
人の手が役立つのは、こんな場面です。
- 熟語・単語・文法を、いつまでに何をやるか計画を一緒に立ててほしい
- 覚えたかどうかを、決まった間隔で確認テストしてほしい
- 予定が遅れた時に、どこを削るか相談したい
- 一人だと続かないので、続ける仕組みがほしい
例えば、大学受験の英語専門塾のOUTCOMEは、オンラインの個別指導で、週2回の授業カリキュラムです。公式サイトでは、週2回なので3日に1回ほどの間隔で確認テストが行われると説明されています。
進み具合や小テストの点数、面談の記録を1枚のシートで生徒・講師・保護者が共有する仕組みもあります。対象は中学3年生から高校2年生までで、入塾前に無料の体験授業が3回あります。
高3については、公式のよくある質問で、受験の総合的な対策が必要になる時期は転塾をすすめると案内されています。
英熟語に特化した教材があるかは、公式サイトでは確認できませんでした。くわしくはOUTCOME公式サイトで確かめてみてください。
OUTCOME(PR)
覚えた熟語を、人に確認してもらいたい方に
大学受験英語塾OUTCOMEは、オンラインで受けられる大学受験の英語専門の個別指導塾です。単語や文法の確認テストの結果を記録シートで共有しながら、一人ひとりの学習を管理します。無料の個別面談と無料体験授業があります。
無料OUTCOMEの無料体験を見る対象学年・コース・料金は変わることがあります。最新は公式サイトでご確認ください。
塾を使うかどうかの考え方は英熟語と受験英語を塾で伸ばす方法でも書いています。
よくある相談:英熟語はいつから、いつまでに?
「いつから始めるか」「単語帳をどこまでやってから始めるか」「いつまでに仕上げるか」の相談が特に多いです。どれも、単語帳と熟語帳を重ねて進める前提で考えると、時期を決めやすくなります。
知恵袋などでよく見かける相談を、要約して答えてみます。
相談1 速読英熟語は、文法の後・解釈の後など、いつから始めればいい?
『文法や英文解釈が終わってからの方がいいのか、何月から始めるべきか知りたい』という相談です。
速読英熟語は、公式の説明では英文の中で熟語・構文を覚える形の本です。文の形がある程度読めると進めやすいので、文法の基本を一通り学んだ後に始めると取り組みやすくなります。
文法や解釈が全部終わるのを待つ必要はありません。文法の授業と並行して、英文を読みながら熟語に触れていく形でもかまいません。
相談2 単語帳を後半まで覚えてから熟語を始めようと思っているけど、どう?
『単語帳の後半まで終わってから熟語に入るつもり』という相談です。
その予定でうまく回るなら問題ありません。ただ、単語帳の後半まで待つと、熟語の1周目が遅くなりがちです。
単語帳の前半が回り始めた時点で、熟語帳を少しずつ並行して始めておくと、後半に入る頃には熟語の2周目に進めます。
相談3 MARCH志望。英単語・熟語はいつまでにある程度仕上げるべき?
『いつまでに終わっていれば、過去問に間に合うのか知りたい』という相談です。
一つの目安は、過去問に本格的に取り組む前に、熟語帳1冊を英語から日本語で一通り言える状態にしておくことです。多くの受験生にとっては高3の夏がその区切りになります。
志望校のレベルごとの仕上げ時期は志望校レベル別の英熟語で比べています。
よくある質問
英熟語はいつから始めるのがいいですか?
単語帳の基本レベルが一通り回った頃が目安です。単語帳を全部終えるのを待たずに、並行して始めてかまいません。
熟語帳は何周すれば覚えたことになりますか?
周の数に決まりはありません。3周前後を一つの目安にして、日本語を見て英語の熟語を前置詞まで言えるかで判断するのが確実です。
高3の夏から英熟語を始めても間に合いますか?
間に合うかは志望校と今の状態によって変わります。熟語帳の基本の部分にしぼって短い間隔で何周もし、過去問で出た熟語を優先して固める形がおすすめです。
単語帳と熟語帳は、同じ日にやってもいいですか?
同じ日にやってかまいません。どちらも少しずつ毎日触れる方が、片方を何日も空けるより忘れにくくなります。時間が足りない日は、前回分の見直しだけでもしておくと流れが途切れません。
英熟語を忘れてしまう時は、どうすればいいですか?
新しい範囲に入る前に、前回の範囲を5分ほど見直す習慣を付けてみてください。忘れる原因と復習のタイミングは英熟語が覚えられない時の見直し方でくわしく書いています。
まとめ
- 英熟語は、単語帳の基本レベルが回り始めた頃から並行して始めるのが目安
- 熟語帳は3周前後を目安に、周ごとに意味・例文・日本語から英語とやることを変える
- 高1・高2・高3・浪人で、周回の仕方と単語帳・長文との並べ方が変わる
- 1日の範囲と、前回分を見直す時間まで決めておくと予定が崩れにくい
- 過去問に入る前に、熟語帳1冊を一通り言える状態にしておく





コメント